―イントロのベースに引き込まれて小旅行―

 

本日紹介するのは、僕の愛するバンドCzecho No Republic(チェコ・ノー・リパブリック。以下、チェコ)の

 

「ショートバケーション」

 

という曲。

 

昨日Twitterでリクエスト頂いたので、鉄は熱いうちに打ちましょうということですね。

まずは、MVをどうぞ!

 

画像クリックで動画再生スタート 

(youtubeより引用)

※(2016.9.17 AM4:20 追記)このMVでは「Casually」に収録されていた「ショートバケーション」の音源が用いられています(詳細は後述参照)。ファンの方と話していて見解に相違があったので調べましたが、音が明らかにそれの音源であること、MV公表時に「ショートバケーション」を収録したアルバムはリリースされていないこと等からそのように判断致しました。これは確実と言って良いと思います。

 

多くのファンが語っているように、武井優心さん(以下、優心さん)ベースがめちゃめちゃかっこいい!

なんすかこれ!暗闇から登場する時(いつだよ)はぜひこのイントロを使いたいです!

 

この「ショートバケーション」は、3度もアルバムに収録された曲のひとつです。最初はインディーズ1stシングル「Casually」、次にインディーズ1stアルバム「Maminka」、そしてメジャー1stアルバム「NEVERLAND」という感じです。

 

「Casually」ジャケット

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(オフィシャルHPより引用)

 

「Maminka」ジャケット 

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(オフィシャルHPより引用)

 

「NEVERLAND」ジャケット 

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(オフィシャルHPより引用)

 

チェコの曲で同じものが3度アルバムに収録されたのは、「ダイナソー」(※Daydream ver.を含む)、「Don’t Cry, Forest Boy」、「Call Her」、そしてこの「ショートバケーション」の4曲。それだけ重要な曲のひとつということができるかもしれません。(「ダイナソー」については以前レビューを書きましたのでぜひご覧ください。→)

 

僕の勘違いかもしれませんが、3つの音源でどれも音が違います。いや、少なくとも、「NEVERLAND」に収録されているものはプロデューサーに會田茂一さん(木村カエラの「リルラ リルハ」とかで有名な方ですよね)をつけていますしメンバーも変わっているので他の2つと音のつくりが違うことは事実として間違いないのですが、「Casually」と「Maminka」で違いがあるかはソースがなく、僕の耳のみを頼りにしているのでちょっと不安なんです。でも、各楽器の音のバランスがどうしても変わっているように思えますし、フロントマンの武井優心さん(以下、優心さん)は「Maminka」リリース時のインタビューで「前作で納得いかないかったところを修正した」という旨のことをおっしゃっているので(これ、CDリリースの度におっしゃっていますよね。いつもそれだけの探究心や熱意を持っておられるということに驚きます。プロってすごい!)きっと大丈夫だと思います!

 

いやー、僕はメジャー入ってからのファンにすぎませんから、この頃の紙媒体のインタビュー記事は持っていないですし、当時のネットの記事もほとんどなく、あっても出来たてのバンド自体についての質問だったりとかがほとんどを占めているという状況なので曲自体を考察するとっかかりがあんまりないんですよね。リクエストしてくれた方は「ショートバケーション」のできた歴史が知りたいとのことですが…かなり難しい…

 

でも、バンドができてから間もない頃のチェコの曲は、全般的に勝手なストーリーを作って歌詞にしていくというスタイルで作られていて、自分に近いことを歌にしはじめたのは「Maminka」くらいからと優心さんはおっしゃっているんです。とすると、この曲もストーリー自体は架空のものである可能性は高いのかなと思います。次のインタビューが参考になりますかね。

 

〔武井〕 〔「Maminka」の〕前まではホント適当なストーリー作ってやってたんですけど、ちょっとずつ自分に近いことを歌い出してる可能性はあるかもしれないです。

(OTOTOY「入江良介(Veni Vidi Vicious)×武井優心(Czecho No Republic)対談―袂を分かった二人の再会―」(2011年)より引用)

※〔〕部分は僕が補足しました。

 

仮にストーリーがフィクションだとしても、歌詞になっている言葉には優心さんのメッセージが乗っかっているのは間違いありません。僕が好きなのは以下の部分。

 

親の涙を 初めて見た時に

愛を知った気がしてる

(同曲より引用)

 

ここ良いですよね。優心さんがこの部分の書いた時の心境に近いと思われる気持ちを語った次のようなインタビューがあります。このインタビュー以上にこの歌詞について僕が語るべきことはないと思いました。

 

〔武井〕直接この作品〔=Maminka〕を作ってるときにそれを意識していたところは別にないですけれども、日々生きてる中で、そういう感情になることはありますね。「かいじゅうたちのいるところ」という映画があるじゃないですか。ちょうどチェコを始めたときくらいにそれを観たんですよ。映画の中で、タイプしている母親の足元に子供がしがみついてちょっかい出してるシーンがあって。そこにグッときたんですよね。俺、そのシーンで泣きそうになっちゃって。子供の切なさもわかるし、親の切なさもわかる。そういう感情が好きなんだと思うんで、そこを受け取ってもらえたなら、すごくうれしいですね。直接狙ってやろうという意識で作ってるわけじゃないですけど。

(音楽ナタリー「Czecho No Republic 新世代ポップマジックを初アルバム『Maminka』に詰め込んで」(2011年)より引用)

※〔〕部分は僕が補足しました。

 

そういえば、歌詞にジョンレノンが出てきている割には優心さんってビートルズについてはあまりお話されないですよね。八木類さん(以下、八木さん)が、かなりのビートルズファンだというのは、普段のお話や彼がアイデアを出した「Fun, Fun, Fun, Fun」のMVなんかから明らかですが。そうそう。八木さんの曲については当ブログでまだ書けていないのでそろそろやりたいなと思っています。

いつか大阪でグリコが企画している対バンかなんかで「Hey Jude」やってたなっていうのも思い出しました。

 

冒頭にも書きましたが、この曲はベースが本当に良いですよねー

これがライブだと一段とかっこいいんです。

特に日比谷野音でのライブのアンコールでやった時が良かった。優心さん、普通にしゃべっていたと思ったらぬるっとイントロ弾きはじめて。「うわっ!ずるい!」って思いました。だってあんなのかっこいいに決まってるじゃないですか。僕もやりたい(無理)!幸せなことに今年リリースしたライブDVD「NAKA TO SOTO 」にそのシーンがばっちり入っているんですよね。ぜひご覧ください!僕も今からまた見ようっと。

 

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それでは。

 

この記事は、Czecho No Republicの「ショートバケーション」(作詞・作曲:武井優心)という曲のレビューです。