ブリヂストン、「最も無責任な企業」に選ばれる

世界経済フォーラム開催初日の24日、Berne DeclarationとFoEスイスによって、「最も無責任な企業」が選ばれた。今年度、この不名誉な賞に選ばれたのは、日本のタイヤメーカー・ブリヂストンと、スイス・バーゼルに本社を置く大手製剤会社のNovartis。一方、スイスの小売組合・Coopは、企業としては初の「Public Eye Positive Award」の栄誉を本国に持ち帰ることとなった。

「Public Eye Global Award」に選ばれたのはブリヂストン。ブリヂストンは、西アフリカにあるリベリアの自社ゴム農園において、80年もの間、劣悪な環境で労働者を働かせていた。また児童労働や、環境破壊も常であったという。

リベリアに、世界でも指折りのゴムプランテーションを運営するブリジストンの子会社Firestone Natural Rubber Company(Firestone)があります。1926年にプランテーションを始めて以来、水もトイレもない泥でできたFirestoneの社宅は一度も改築されていません。プランテーションの労働者やその子供は80年間もの間、奴隷同然の生活を強いられてきました。

ゴムの木から、ゴムの主成分であるラテックスを採取するには危険と相当の労力を伴います。日々のノルマ達成のためには、子供たちもその手伝いをしなければなりません。子供たちは、鋭い道具で木を切ったり、農薬を手で触ったり、30kgものラテックスが入ったバケツを運ばなくてはいけません。

毎日長時間働かされているため、基礎教育をうける機会もありません。両親はFirestoneが経営する学校に通わせたくても、高いお金を払って出生記録を提出しなくてはいけないことから、それも難しいのです。500平方kmのプランテーションにいる労働者とその家族は世間から孤立し、食べ物から家から全て、Firestoneの不十分な施設に依存してしまっています。  

 日本国内では絶対できないような過酷な労働や環境破壊を、リベリアでは平気でしているということか。
そうやって搾取した金を企業の利益にしたり、経費削減分で価格競争を戦っているということなのだろう。
そうやってできた安い製品を、何も知らずに安いと喜んで使っている消費者が私達なのだろうか。
結局のところ、植民地支配と言うのは、国家を通じたものが終わって、企業を通じたものに取って代わられただけじゃないのか?


学校に行くこともできず、奴隷同然の危険な労働に就くことを強要される子供達・・・
無知なまま安さだけを求める消費者の行動と、遠い国の子供達の状況は、つながっているんだろうな。